地域医療再生の処方箋
少し前のことですが
先日のETV特集「地域医療再生の処方箋」
http:// www.nhk .or.jp/ etv21c/ backnum /index. html
録画しておいたものを、ゆっくり観ました。
今回は、スタジオでの5人の対談が中心で、演出としては面白くはなかったかもしれないが、じっくり聞くと、なるほどと思うお話ばかりでした。
結論としては、
「病院以外の場所で医療を語る場を持とう」ってとこなんですが
「それが出来る余裕があれば、最初から…」という反論が帰ってきそうですね。
でも、出来ているところは、それこそが第一選択薬だと考えて“処方箋”を書いているんですよね。
25年前から、医療スタッフと市役所の職員と民間の福祉関係者が、ひとつのチームになって2週間ごとに在宅ケアをしている遠野
「ナイトスクール」で、町民に対して情報発信と議論の場所を提供している藤沢
地方議員向けの勉強会を開いている富良野
市民を巻き込んで若い医師の育成に取り組む東金
とくに「目的にかなった方法を選択していくべき」という佐藤先生のご意見には、つるっとまるっと激しく同意なのでした
地方議員の不勉強も無理解も大問題だけど、選挙に落ちたらただの人になってしまう議員と、免許があれば、どこででもやっていける自分たちとの立場の違いにも目を向けなければいけない、市民に対して情報を発信し、市民の理解がすすめば、おのずと議員も変わってきます、と。
これとは別のことだけど、氏のブログ
http:// motomix 1955.at .webry. info/
でかいてらした
「「森は海の恋人」を合い言葉に,室根山に広葉樹を植林して,豊かな漁場を守ろうという取り組みがされている。
そのぐらいの気の長さが医療や介護に失われている。」という言葉にもつながることだとおもいます。
そんな悠長な…ってとこでしょうが、急がば回れ、貧すれば貪すともいうじゃないですか
http://
録画しておいたものを、ゆっくり観ました。
今回は、スタジオでの5人の対談が中心で、演出としては面白くはなかったかもしれないが、じっくり聞くと、なるほどと思うお話ばかりでした。
結論としては、
「病院以外の場所で医療を語る場を持とう」ってとこなんですが
「それが出来る余裕があれば、最初から…」という反論が帰ってきそうですね。
でも、出来ているところは、それこそが第一選択薬だと考えて“処方箋”を書いているんですよね。
25年前から、医療スタッフと市役所の職員と民間の福祉関係者が、ひとつのチームになって2週間ごとに在宅ケアをしている遠野
「ナイトスクール」で、町民に対して情報発信と議論の場所を提供している藤沢
地方議員向けの勉強会を開いている富良野
市民を巻き込んで若い医師の育成に取り組む東金
とくに「目的にかなった方法を選択していくべき」という佐藤先生のご意見には、つるっとまるっと激しく同意なのでした
地方議員の不勉強も無理解も大問題だけど、選挙に落ちたらただの人になってしまう議員と、免許があれば、どこででもやっていける自分たちとの立場の違いにも目を向けなければいけない、市民に対して情報を発信し、市民の理解がすすめば、おのずと議員も変わってきます、と。
これとは別のことだけど、氏のブログ
http://
でかいてらした
「「森は海の恋人」を合い言葉に,室根山に広葉樹を植林して,豊かな漁場を守ろうという取り組みがされている。
そのぐらいの気の長さが医療や介護に失われている。」という言葉にもつながることだとおもいます。
そんな悠長な…ってとこでしょうが、急がば回れ、貧すれば貪すともいうじゃないですか
医療者も役人も議員も市民も、お互いの立場を思いやれれば、それが結局自分のためなんだと気づけば、まだ「再生」に間に合うはずです。
番組の中でも、言われていましたが、医療だけの問題ではなく、地方の崩壊が進んでいて、そのなかで、一番脆弱な「医療」から崩れてしまったということであり、ここを捨てておくと地方全体が崩壊してしまうでしょう。
それは「日本全体」と考えても、同じことではないでしょうか。
自分は病気なんかしないし病院がなくなっても関係ない、とか
医療が崩壊したら困るのは患者だけで、自分たちは関係ないとかという問題ではなく、「国」レベルの崩壊が進んでいる中で、一番弱い「医療」や「福祉」からほころびはじめているだけだと考えるできなんではないでしょうか。
ぜひ、再放送していただきたいです。
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